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問題
次の文章を読んで、後問いに対する答えとして最もよいものを、 1.2.3.4から一つ選びなさい。

 

1.この文章で筆者が最も言いたいことは何か。


  最初のアイディアというのはやっぱり、絞り出すものよりも降りてくるものだと思います。ただ、それを形にする、そのアイディアを商品にするには、悶(もん)絶(ぜつ)しながら考えなきゃいけないと思うんです。もしかすると絞り出していて、自分の中ではそういう意識になっていないというだけかもしれません。実作業は根性を持って乗り切ることができるような気がしますが、発想というのは根性では出てこないものですから。時にはアイディアの神様が降りてくるのを信じて待つことも必要です。 (小山薫堂『明日を変える近道:一分間リセット術55』による)

  • 1 、実作業を進めるには苦しみに耐えながら考え続けるべきだ。

  • 2 、時にはアイディアが湧いてくるのを待つ必要がある。

  • 3 、根性を持って考えなければアイディアを商品化することはできない。

  • 4 、アイディアは往々にして悩み抜いた末に思いつくものだ。

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問題
次の文章を読んで、後問いに対する答えとして最もよいものを、 1.2.3.4から一つ選びなさい。

 

2.筆者の考えと合っているものはどれか。


  自然も、人間も、一定のリズムを持っている。そのことは疑いありません。それを大事にして生きていくことは、人間の知恵です。しかし、それと同時に、人間も、自然も、この世界も、変なところ、乱れたリズム、いいかげんな仕組み、などをどこかに隠している。そして、その乱れが消えると正常なリズムも働くことができないのではないか。一見、邪魔なもののように見えるもの、そしていけないもののように見えるもの、そういったものは、生きた存在には不可欠だと思います。

(五木寛之『生きるヒント2』による)

  • 1 、人間は知恵をもって自然界の一定のリズムを保つことができる。

  • 2 、人の心に乱れが生じると

  • 3 、乱れが気になる人は自分に合ったリズムを作ればいい。

  • 4 、正常なリズムを維持するには乱れたリズムも必要だ。

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問題
次の文章を読んで、後問いに対する答えとして最もよいものを、 1.2.3.4から一つ選びなさい。

 

3.筆者によると、悪口は言わないに限るというのはなぜか。


  他人の悪口を言っている人の表情は、見ていてあまり気持ちが良いものではありません。その人の評価が高まることもない。悪口は言わないに限ります。なぜかというと、言葉には力があるからです。口から出る言葉は他人を喜ばせたり、怒らせたり、感心させたりと、いろいろな作用をもたらします。しかし案外忘れられているのが、しゃべった本人の受ける影響です。自分の口から出た言葉を最初に聞くのは自分です。他人の悪口も自分に言ったのと同じことになってしまうのです。 (重茂達『35歳までやるべきこと』による)

  • 1 、言葉には力があり

  • 2 、人の悪口を言うときの表情が醜く

  • 3 、悪口を言うことによって

  • 4 、自分の口から出た言葉はその聞き手である自分にも影響を与えるから

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次の文章を読んで、後問いに対する答えとして最もよいものを、 1.2.3.4から一つ選びなさい。

 

4.この文章で筆者が一番言いたいことは何か。


  雲。早くおそく、大きく小さく、白く淡く、高く低く、ひとときも同じ姿を保ってはいない。一瞬一瞬その形を変えて、青い夏の空を、さまざまに流れてゆく。これはまさに、人の心、人のさだめに似ていると言えよう。人の心は日に日に変わっていく。そして、人の境遇もまた、昨日と今日は同じではないのである。喜べども有頂天にならず、悲しめどもいたずらに絶望せず、こんな心境のもとに、人それぞれのつとめを、素直に謙虚にそして真剣に果たすならば、そこにまた、人生の妙味も味わえてくるのではなかろうか。 (松下幸之助『大切なこと』による)

  • 1 、雲の形が刻々と変わっていくように

  • 2 、人それぞれの運命は雲の様々な形と同じで

  • 3 、平常心で日々の生活を大事にすれば

  • 4 、人の境遇は無常なので

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